南昌山の基本情報
基本情報飛騨弁📅 2026-07-24
🎤 飛騨弁漫才で「南昌山は賢治さんも登った霊山やぜ!」
高嶺 昇よっしゃー!今日は岩手県の南昌山(なんしょうざん)に登頂するぜ!標高848m、ここはな、実は巨大な鐘をひっくり返して地面に埋めた山なんや!
岩壁 剛いや、埋めてないわ!「岩の鐘を伏せたような形」っていう表現やろ。のぼる、最初から盛りすぎや。ここは岩手郡雫石町と紫波郡矢巾町の境にある山やぞ。
高嶺 昇たけし、お前は硬すぎるぜ!ここは宮沢賢治さんも何度も訪れた山なんや。俺も賢治さんみたいに、山頂で銀河鉄道の夜の「天気輪の柱」を一本、新しく建ててこようと思うんや!
岩壁 剛勝手に建てるな!山頂にある石柱がモデルになったと言われとるだけで、お前が建てたらただの不法投棄や!いいか、ここは「志波三山」の一つで、東根山や赤林山と一緒に呼ばれとる名山なんやから、敬意を払え。
高嶺 昇わかったわ。じゃあ、山の中の白竜さんと格闘して、毒気を全部吸い出して岩手県の平和を守るわ!体力度1〜3やし、竜退治くらい余裕やちゃ!
岩壁 剛竜なんておらんわ!伝説の話や!体力度1〜3っていうのは、ヤマップの表記で、気軽にハイキングが楽しめる都市近郊の名山ってことや。自分の力に合わせたペースで登るんやぞ。
高嶺 昇ちぇっ、竜もおらんのか。じゃあ、山麓にある幣懸(ぬさかけ)の滝で、マタギさんみたいに札を納めて、俺の人生の安全を祈願してくるわ!
岩壁 剛それはええけど、まずは足元見ろ!舞台の床でピッケル振り回すな!もう、のぼるはどこへ行っても遭難しそうやな。
岩壁 剛まあまとめると、南昌山(なんしょうざん)は標高848mで、宮沢賢治ゆかりの地でもある、形が綺麗な霊山や。体力度1〜3で、ハイキングにぴったりな山やな。最新の情報はヤマップの山の情報ページで確かめてくれや。
高嶺 昇よし、今から岩手まで全力疾走で登頂してくるぜー!
岩壁 剛無理やろ!ありがとうございましたー!
📝 ポイント解説
宮沢賢治ゆかりの地であり、気軽に楽しめる岩手の名山です。
南昌山(なんしょうざん)は、岩手県雫石町と矢巾町の境に位置する標高848mの山です。岩の鐘を伏せたような美しい形が特徴で、古くから天候を司る霊峰として親しまれてきました。
この山は宮沢賢治が何度も訪れたことで有名です。童話「鳥をとるやなぎ」に登場するほか、山頂にある石柱は「銀河鉄道の夜」に登場する「天気輪の柱」のモデルとされています。
東根山や赤林山とともに「志波三山」と呼ばれ、山麓には幣懸(ぬさかけ)の滝などの美しい瀑布も点在しています。歴史や文学に触れながら、心地よいハイキングを楽しめるスポットです。
- 体力度1〜3
都市近郊にあり、気軽にハイキングを楽しめる山であるため
⛰️ 南昌山の基本情報(YAMAPより)
- 山名
- 南昌山
- 読み
- なんしょうざん
- 標高
- 848m
- 場所
- 岩手
- 難易度・体力度
- 体力度1〜3(YAMAP表記)
- 人気の登山時期
- 5月、6月、9月(登山者数の統計より)
- 概要
- 南昌山(なんしょうざん)とは、岩手県岩手郡雫石町と紫波郡矢巾町との境にある、標高848.0mの山岳。岩の鐘を伏せたような均整のとれた形をしている山で、坂上田村麻呂の時代から霊山として敬われたほか、宮沢賢治が何度も訪れていたことでも有名である。 南昌山は盛岡市西方に鎮座し、付近の赤林山、箱ヶ森、毒ヶ森などと連山をなしている。また、南昌山と東根山、赤林山などの山域を総称して志波三山とも呼ばれている。 山麓には幣懸の滝(落差7m)、北ノ沢大滝(落差13m)、南昌大滝(落差7m)などの瀑布や、幣懸の滝由来の湯脈を持つ温泉(矢巾温泉)が存在する。岩崎川は南昌山麓に端を発し、紫波町内で北上川に合流する。 南昌山は、かつて活動していた火山が風化浸食を受け火道が露出した岩頸と呼ばれる地形で、約439-461万年前の鮮新世に基盤に貫入した主に石英斑岩からなる岩体と推定される。 南昌山は古くから天候を司る霊峰として地元の信仰を集め、この地方では「南昌山が曇れば雨が降る」と言い伝えられている。麓にある南昌山神社は、元は山頂にあり水源守護の青竜権現を祀ったお宮であった。この神社は、延暦年代に志波城を築く際、天候不順で工事が難航したために征夷大将軍・坂上田村麻呂が南昌山の頂上に祈願したところ、雨がやんだことからお宮を造営したのが始まりと伝えられ、嘉永2年に山麓に移されて現在に至る。山頂には現在でも、天候の安定を祈願して奉納された石柱があるほか、雨乞いの儀式に使用される全国でも類を見ない6体の獅子頭石仏が奉納され、南昌の権現様として親しまれている。岩手の語源になった鬼の伝説では、石神の「三ツ石様」に退治された鬼は南昌山へ逃げ去ったという伝説がある。 前九年の役において、安倍貞任が衣川から源義家に追われて南昌山の麓までたどり着き奮戦したが、安倍側に多大な犠牲が出て、安倍側の名のある武将たちが亡くなったと云われる。 南昌山の山中には白竜が棲んでいて、暴れると雲が峰を覆い、毒気で人々を苦しませたという伝説があった。元禄16年(1703年)に天候不順が続き、空念という僧が竜を鎮めるために頂上に青竜権現の祠を建て、それまで毒ヶ森と呼ばれていた本山を、空念の推挙によって南部藩主南部信恩が南部繁昌を願って南昌山と改名したとされる。山中にある幣懸(ヌサカケ)の滝は昔マタギが猟の安全を願って、幣と呼ばれる札を納めたことから名づけられている。 江戸時代の画家谷文晁によって『名山図譜』のひとつとして選ばれた他、松本竣介も1934年(昭和9年)に水彩画『南昌山』を描いている。 宮沢賢治は、南昌山を童話「鳥をとるやなぎ」に登場させている。「鳥をとるやなぎ」に登場する石原は、賢治が藤原健次郎と石を拾い集めた場所で、現在は煙山ダムの湖底に沈んでいる。また、河袋(南昌山麓の地名)の場面に登場する楊はドロの木、ギンドロなどと言い、実際に河袋付近にはドロの木やポプラの木が生えている。 また、賢治は南昌山でのろぎ石を採集した思い出を「のろぎ山 のろぎをとりにいかずやと またもその子にさそわれにけり」「のろぎ山 のろぎをとればいただきに 黒雲を追ふ そのかぜぬるし」という詩に残している。その他、賢治が記した「東京ノート」の盛中二学年一学期の欄に「藤原健次郎 南昌山 水晶」というメモがある。南昌山の山頂にある天候の安定を祈願した石柱は、銀河鉄道の夜に登場する「天気輪の柱」のモデルとされている。 また、経理ムベキ山の32山のうちの1座に選ばれており、他の31山と同様に賢治の没後に山頂に経典が厳重に埋蔵された。
👀 みどころ
- 宮沢賢治の童話「鳥をとるやなぎ」に登場するなど、賢治が幾度となく訪れた山
- 東根山、赤林山と合わせて志波三山とも呼ばれている
- 気軽にハイキングを楽しめる都市近郊の名山